月光が窓を通り抜けて私の寝ているベッドに降り注ぎ、窓の外では微風が木の先を優しく撫でて舞い踊り、虫たちが楽しげに鳴いている。まるで彼らにとって今夜は不眠の良い夜のようだ!
家に帰ってから五日が経ったが、時間はまるで止まっているかのようで、私は一ヶ月も過ごしたかのように長く感じている。学校の喧騒や浮ついた気持ちはなくなり、代わりに夜の静けさと静かな心がある。毎日早寝早起きし、大学時代にはなかった感覚を味わっている。寮の賑やかな光景もなく、友達と一緒に食事をする楽しさもない。
球場に行かないと、実際にバスケットボールをしないことでかなり白くなることに気づく。しかし、毎日決まった時間に運動して汗を流さないのはとても不慣れだ。球場で奔走する女の子たちの姿が見えないのがとても恋しい。何よりも、一緒に運動して毎日顔を合わせ、何気ない話をする仲間がいないのが寂しい。話題を見つけて無駄話をする感覚が恋しい!今は毎日あまり更新されない SNS の動きを見て、他の人が何をしているのか、何を考えているのか、何を経験しているのか分からず、気分が晴れない。
時々、本当に何をしていいのか分からない。毎日一番多くすることは食事を待つことで、食べ終わったら寝る。明日、あるいは遠い大三の始まりを考え、新しく入ってくる一年生の女の子を待ち、百回聞いても飽きないクラシックな歌を百曲以上聴き、卒業設計をする気にもなれず、ただ怠惰に過ごしている。
退屈な日々は続いている。毎日微博を更新し続け、他の人の忙しさや暇を見て、関係のない他人の気分を見ている。喜びや悲しみを問わず。
今、この瞬間に横になり、木の先にある月を見上げて考える。誰かが月を見て眠れずに不満を言っているのだろうか?私のように日々を数えながら生きている人はいるのだろうか?!
窓の外から猿を捕まえる人の声が聞こえるが、私は何を考えているのか分からない。懐かしんでいるのか、何かを記念しているのか、それとも退屈な人が夜中に眠れずに神経を尖らせているのか?!(2012-07-01 夜)